代表挨拶
マルチコプター型の小型無人航空機はドローンと呼ばれ、簡単に空撮が可能となることからホビー用途として世界中に普及し、2010年代半ばからは、空撮を主な目的とした産業利用が始まりました。わが国では、2015年に首相官邸屋上で不審なドローンが発見されたことを機に、航空法が改正され、規制も強化されましたが、産業への利用は、空撮以外に、測量、警備、輸送、農業利用など多岐に広がり、ドローンは「空の産業革命」を拓くと期待され、ドローンサービスは急速に拡大しています。こうしたなか、ドローンサービスを提供する事業者(ドローンサービサー)は、法令への順守、安全への配慮はもちろん実施するわけですが、ドローンサービスを依頼するユーザーからは、事業者のサービスの充実度や契約等の事務能力に関する情報は得にくいといった声も聞かれ、健全なサービス事業を展開するうえで、サービスの標準化に対する期待が大きくなっています。また、ドローンサービサーもこのような標準に適合することが今後のマーケティング戦略の重要な切り札となり、プロモーションに大きく貢献できることが期待されます。
私どもDSPAは、そうした要望に応え、多岐にわたるドローンサービス事業の更なる発展を目指すために設立されました。
一般社団法人 ドローンサービス推進協議会
代表理事鈴木真二